
『小学生のお年玉の金額はいくらぐらいが良いのだろう…?』
『相場はいくらぐらい?』
『多すぎず、少なすぎない金額にしたい…』
親がバタバタしている年末年始も、子供にとっては待ちに待ったお年玉シーズンです。
親の悩みどころとしては『金額をいくらにするか?』ですね。
現在の家計の状況と今後の成長も考えてぜひ参考にしてください。
今回は、小学生の
- お年玉の平均金額や相場
- 合計金額
- お年玉の使い道
- お年玉の管理
一度は抱く疑問についてまとめてみました。
お年玉の平均金額(小学生低学年)
参考元 https://kidssmile-academy.com/
小学生低学年にお年玉をあげる金額は、
- 第1位「3,000円~」30%
- 第2位「1,000円~」20%
過半数が3,000円以内となっています。
そして500円以下はかなり少数となっており、小学生に入ると「1,000円以上」というのは最低金額と言えます。
400円や4,000円など、「4」の付く数字は日本では縁起が悪いとされているので避けるようにしましょう。
また、高額な金額のお年玉を低学年の小学生にあげる年代は60代以上の方が大半で、
- 「5000円」
- 「1万円以上」
など、お孫さんの喜ぶ顔見たさに、お財布のひもをついつい緩めてしまう傾向にあります。
お年玉の平均金額(小学生高学年)
参考元 https://kidssmile-academy.com/
上のグラフを見ると、小学校高学年にお年玉をあげる金額は、
- 第1位「3,000円~」45%
- 第2位「5,000円」23%
過半数が5,000円以内となっています。
小学校高学年になると、
- お金に対しての価値観が出てくる
- 友達との付き合いがある
- 自分の欲しい物がある
など、低学年の時にはなかった自我や欲求が強くなり始めていますね。
小学校高学年のお子さんにとっても、
- お年玉を何に使うか?
- どうやって使うか?
いろいろ計画することも楽しみの一つです。
無駄使いをせずに、計画的に使うことを伝えながらお年玉を渡すようにしましょう。
学年別の合計金額
続いては、小学生の学年別にお年玉の合計金額を見ていきましょう。
両家の祖父母、親戚、知り合いの人数によっても、お年玉をもらう合計金額が違いますが、統計では小学校低学年・高学年、ともに「1万円以上2万円未満」が一番多いですね。
各学年の約3割を占めています。
また、学年が上がるにつれて、
- 「2万円以上3万円未満」
- 「3万円以上」
だんだんと増える傾向に有り、小学校低学年よりは金額が多くなります。
面白い動きは、小学1年生ですね。
お年玉の合計額1万円以上が、
- 小学1年生80.3%
- 小学2年生67.9%
という結果になりました。
小学2年生よりもお年玉を、もらっている合計金額が多いことです。
この理由として挙げられるのは、お年玉と同時に入学祝いなどを合わせてもらっているケースがあるようです。
小学生のお年玉の使い道
小学生のお年玉の使い道は、
- 貯金65%
- ゲーム類29.5%
- おもちゃ20.5%
意外に貯金している子供が大半を占めていますね。
もらったお年玉で欲しい物を買って、残りは貯金と言った傾向ですね。
お年玉はまとまった金額になるので、クリスマスのサンタさんにお願いできなかった物を、お年玉で購入しているようです。
小学生の男子は、
- ゲーム
- おもちゃ
などが多く、小学生の女子は、
- 本・雑誌
- 文房具
- 洋服といったおしゃれ系
など、親にねだっても普段は買ってもらえない物をお年玉で購入しているようですね。
親の使い道
小学生のお年玉の親の使い道は、
- すべて親が(預かって)、子供名義で貯金:44%
- 一部を子供に任せ、残りは子供名義で貯金:27%
全体の71%を占めています。
子供がまだ小学生の間は両親がお年玉を管理して、使い道を一緒に考えるのも良いでしょう。
お年玉を管理するならば、まずお年玉の持ち主である子供とじっくり納得するまで話し合いをするべきです。
その時には子供の意見を聞き入れてあげましょう。
親が管理している一番多かった意見は、子供の将来のために貯金することで、
- 結婚資金
- 進学資金
など、具体的に考えて貯めています。
その他には、子供がもらったお年玉を、
- 相手側に渡すお年玉に充当
- 生活費に充てる
というご両親もいるようです。
ただし、お年玉とは本来、年に一度、子供がもらった大切な財産です。
子供の了解も取らず、黙って使ってしまうのはやめましょうね。
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あとがき
いかがでしたでしょうか?
お年玉の使い道は、相談しながら子供にも委ねてみてあげてください。
大きな数の足し算・引き算ができるならば、お小遣い帳をつけさせることもおすすめ。
浪費を防ぐことができます。
お年玉は子供にとって大金ですが、
- 大半を貯金
- 一部をお財布に入れる
社会に出るための良い勉強になります。
お金を大切に扱うようになれば、無駄使いもなくなりますよ。
もらったお年玉を一緒に、銀行口座に入れに行くことで貯金への理解も深まります。
今回は小学生の
- お年玉の平均金額や相場
- 合計金額
- お年玉の使い道
- お年玉の管理
一度は抱く疑問について紹介しました。