
『読書感想文が苦手…』
『文字数が多すぎて書ける気がしない…』
『どんな本を読めばいいか分からないし、読む気もしない…』
夏休みの課題の読書感想文に悩まされている中学生は多いですね。
中学生の多くが、
- 何を書けば良いか分からない
- 本を読むのが面倒
- 最初の2~3行でつまずく
などなど挙げたらキリがありません。
今、社会人の方々も同じように、中学時代に読書感想文に悩まされてきました。
ただ、ちょっとしたコツとヒントがあれば、読書感想文はうまく書けるようになります。
そこで今回は中学生の読書感想文の書き方について、
- 本の選び方は?
- タイトルの付け方は?
- 5つの書き方のコツ
3つに分けて紹介していきます。
目次
本の選び方
参考元 https://president.jp/
中学生が書く読書感想文の一つ目の難関、本の選び方について紹介します。
本屋や図書館に足を運んでも、「種類がたくさんありすぎてどれにすれば良いか結局分からない…。」そう頭を悩ませている方も少なくないはず。
中学生が書く読書感想文の本の選び方は、
- 本の主人公と共感できる本
- 映画化、漫画化された本
- あらすじを読んで、面白いと思った本
- 有名人が書いた本
- 好きな作者が書いた本
などなど、日常生活の中で比較的目にしやすく、触れ合う機会が多い本を選ぶことをおすすめします。
下記の記事で中学生に、読みやすい本をまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
また最近では、Amazonや楽天Booksのサイトで、実際に本を読んだ方のレビューを参考にするのも良いかもしれません。
タイトルの付け方
参考元 https://katekyo.mynavi.jp
中学生が書く読書感想文の2つ目の難関、タイトルをどうするか?
タイトルから読書感想文を書く方もいますが、タイトルを付けるのは読書感想文を全部書き終えてからタイトルを付けることをおすすめします。
例えばタイトルの付け方として、
- 「○○」という本を読んで
- 作者が一番訴えたかったこと
- 自分が一番印象に残ったセリフやフレーズ
などなど、特に決まりはありません。
読んだ本のテーマや内容を、シンプルにタイトルにしても良いですよ。
【仲間】がテーマの本なら、
- 友達の大切さ
- 仲間とは?
- 友情を築くために必要なこと
など、関連した言葉を使うことです。
【夢や未来】がテーマの本なら、
- 自分の将来の夢
- 自分の人生とは
- 夢を持つことの大切さ
など、自分の価値観ごとに置き換えてタイトルを付けていくと良いですよ。
書き方のコツ
参考元 https://s.yimg.jp/
それでは実際に、「中学生の読書感想文をどのように書いていくか?」説明していきます。
全体の構成としては、5つの大きな段落に分けます。
- 付箋を貼る・ノートに心情を書き出す
- 本を選んだ理由
- 本の簡単なあらすじ
- 自分が印象に残ったこと、感じたことや思ったこと
- まとめ
このような流れで読書感想文を書いていきます。
手順①:付箋(ふせん)を貼る、ノートに書く
参考元 https://monoswitch.jp/
まず、読書感想文を書くために本を読みながら、
- 付箋(ふせん)を貼ること
- ノートに気持ちを書き出す
本を読んだ後に振り返りやすいように、事前に準備しておくことをおすすめします。
この時、貼り付けていく付箋に、
- 印象的なシーン
- 心に残ったセリフ
- 作者が訴えたい場面
など、一言メモを書いておいてくださいね。
手順②:本を選んだ理由
参考元 https://www.kanebocos.net
まず、読書感想文の冒頭には、自分が本を選んだ理由を書きます。
シンプルに思った理由で大丈夫ですよ。
例えば、
- 自分の好きな作者だから
- 表紙と帯に興味を持った
- 好きなジャンルだから
など、できる限り前向きな理由にしましょう。
そしてこの理由に対して、「なぜ、そう思ったのか?」ということを書き加えていけば、5~10行程が書けます。
手順③:本のあらすじ
参考元 https://twitter.com
続いての段落は、本の簡単なあらすじ(ストーリー)を書きます。
あらすじ(ストーリー)を書くことで、読み手である先生も自分がどんな本の感想文を書くのか?ということを伝えられます。
Bookカバーの内側にあらすじが書いていることも多いので参考にすると良いでしょう。
手順④:印象に残ったこと、感じたこと
参考元 https://flowerlove.jp
続いての段落は、読みながら付箋やノートに書きだした内容に沿って、印象に残ったことと、それに対する感じたことや思ったことを書き出します。
しかし、感じたことや思ったことだけだと、単調な感想文になってしまいますので大切なポイントは、
- 自分はなぜそう思ったかの理由
- 自分ならどうするか?
- 自分の過去との比較
などなど、主人公・作者と自分を比較することで、質の高い読書感想文になり、読み応えのある文章へと変わります。
手順⑤:最後のまとめ
参考元 https://vanquishing54.rssing.com
最後の段落は、本を読んで今後どうしていこうと思ったか?ということを書き出していきます。
例えば本を読んで、
- こんな考え方ができるようになった
- こんな目標ができた
- この部分を未来に生かしていきたい
など、自分の将来にどうつなげるのか?ということをテーマに書いていくことで、読書感想文がキレイにまとまります。
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あとがき
読書感想文を書きあげて、
- 最後に誤字脱字がないか?
- 日本語がおかしな文章になっていないか?
なども合わせて必ず確認してくださいね。
読書感想文を書くコツは何より、頭で考えすぎないでまずは手を動かして何でも良いので文字にすることです。
今回は、中学生の読書感想文の書き方について、
- 本の選び方は?
- タイトルの付け方は?
- 5つの書き方のコツ
3つに分けて紹介しました。