参照元 http://役立つ情報ブログ.com
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など、
いろいろなイベントを楽しめる季節が秋ですよね。
その中でも日本の伝統的な行事である、
「お月見」は、秋の風物詩と言っても、
過言ではないですね。
1年を通して一番綺麗な満月を、
見ることができる十五夜に、
神聖なお月様を観ながら、
美味しいお団子を食べるという、
家族皆で楽しめるイベントでもありますね。
童謡や漫画にも良く出てくるように、
十五夜のお月様が時間帯によっては、
「うさぎが餅をついているように見える」といったこともありますね。
2017年の十五夜の日程や、
お月見の意味や過ごし方に関しては、
こちらクリックしてご覧ください。
それでは今回は、お月見の時に、
- 月見団子の食べるタイミング
- 月見団子の由来・並べ方
を、中心に紹介していきますね。
月見団子はいつ食べるの?
参考元 https://imgcp.aacdn.jp
月見団子を食べるベストなタイミングが、
分からない方も多いと思います。
お月見の伝統的な慣習は、
「綺麗なお月様を見ながら食べる」となっています。
お月見の主役はあくまでもお月様なので、
お月様が綺麗に見える時間帯に、
月見団子を食べるのがベストとされています。
また、お月様が綺麗に見えるのは、
- 街路樹や外の明かりが少ない時間帯
- 車の通行量が少ない時間帯
上記の時間帯を狙うのが良いですよ。
また、お月様は日によって、
月の出や月の入りに時間が違うので、
こちらをクリックして確認してくださいね。
2017年のお月見をする十五夜(旧暦の8月15日)は、10月4日(水)ですよ。
今年の十五夜のお月様は、
17時頃から月が出始めて、
午前3時過ぎから見えなくなるようですね。
月見団子はどこで食べるの?
参考元 http://daily-life-info.com
月見団子をお供えした後に、
食べる場所に正確な決まりはなく、
お月様が良く見える自宅の、
- 縁側
- リビングの窓際
- 庭先
- ベランダ
などが一般的のようですね。
ちなみにお供えした月見団子は、
しばらく時間が経ったら食べて大丈夫ですよ。
お月様にお供えする時に、
日頃の感謝や祈りを伝えて、
そのお供えしたお団子を食べることで、
お月様から気持ちが返ってくるとされています。
家族みんなで月見団子を分け合いながら、
十五夜のお月見を楽しめそうですね。
月見団子の由来は?
参考元 http://az416740.vo.msecnd.net
月見団子の由来は、
日本の江戸時代ごろから庶民に、
お月見の行事が浸透してきた頃に誕生しました。
その当時は、
「お月様=神様」といった考えがあり、
- 農作物の収穫に感謝
- 穀物の豊作の祈り
として、お月様に収穫物やお団子を捧げたのが、月見団子の由来とされています。
いろいろな言い伝えがあるのですが、
江戸時代以前は秋の収穫物が、
主なお供えだったようですが、
江戸時代になってから、
- お団子
- ススキ
を、お月様に捧げる慣習が広まったようです。
また、お団子は収穫の感謝の気持ちなので、
収穫したお米から作られた粉(上新粉)を材料にして、月見団子を作るする事が一般的でした。
お団子の形が丸い理由は、
月が満ちる姿、いわゆる「満月」に見立てて作られているからです。
ちなみに関東では丸型の月見団子が一般的ですが、関西では里芋をイメージした細長い団子にあんこを巻いた月見団子が主流になっています。
月見団子の並べ方や個数は?
参考元 http://kininaruarekore.com
月見団子をお供えする個数は、
十五夜の名前にちなんで、15個にするのが主流ですよ。
15個を簡略化して5個や、
1年の満月の数に合わせて12個(うるう年は13個)でも、大丈夫ですね。
月見団子のお供えの並べ方は、
15個の場合は、
- 1段目→9個(3×3)
- 2段目→4個(2×2)
- 3段目→2個(正面から見て縦に並べる)
上記のように並べます。
月見団子が13個の場合は、
1段目→9個(3×3)
2段目→4個(2×2)
上記のように並べます。
月見団子が12個の場合は、
1段目→9個(3×3)
2段目→3個
上記のように並べます。
月見団子が5個の場合は、
1段目→4個
2段目→1個
と、並べるのが慣習ですね。
参考元 http://harada-kodomo-clinic.com
ちなみに前述したとおり、
関西の月見団子の場合は、
あんこが巻いてあったり、
きなこをまぶしたりするので、
「積まずに並べる」事が伝統的ですね。
また、月見団子をお供えする時は、
三方(三宝)というお供え用の白木の器に、
白い紙を敷いて月見団子を並べます。
しかし三宝がない場合は、
お皿やお盆に奉書紙や半紙などを敷いて、
代用しても大丈夫ですよ。
月見団子を含むお供え物を飾る位置については、お月様が良く見える、
- 縁側
- 庭先
- リビングの窓際
などが一般的と考えられています。
しばらくお月様に月見団子をお供えしたら、
後は家族みんなで綺麗なお月様を眺めて、
ワイワイしながら仲良く食べてくださいね。
お月見に関連する記事
参考元 http://kosodatemama-journal.com
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あとがき|月見だんごはいつ食べる?
月見団子の情報は、参考になりましたでしょうか?
一年に一度の中秋の名月を、
家族皆でお月様に感謝し、
日本の秋の風物詩を楽しんで下さいね。
今回は、お月見の時に、
- 月見団子の食べるタイミング
- 月見団子の由来・並べ方
を、中心に紹介しました。