
『お正月に合う日本酒が飲みたい!』
『日本酒をおせちに合わせられる?』
『おせちに合う人気の日本酒やおすすめを知りたい!』
おせち料理に合う日本酒は、食事をしながら楽しむには辛口でコクのあるものが人気です。
おせち料理の中でも魚や肉など、臭みや油脂分が多い食材だと、口の中がさっぱりして食がとても進みやすくなりますよ。
それでは、今回はおせち料理に合う日本酒13選を紹介します。
素敵な1年の始まりのお供にぜひ、参考にしてくださいね。
おせち料理に合う日本酒13選
大七(だいしち)・純米きもと
大七(だいしち)の純米きもとは、日本古来の伝統醸造法である生酛(きもと)造りなので、自然の力を存分に発揮したコクと芳醇な味わいが魅力です。
『燗酒(かんざけ/加熱したお酒のこと)』にぴったりで、お正月の寒い時期には特におすすめの一本。
おめでたい新年の象徴、紅白のかまぼこと一緒に食べるとよりいっそう美味しくいただけますよ。
久保田萬寿(くぼたまんじゅ)
久保田萬寿(くぼたまんじゅ)は純米大吟醸酒なので、一般的には価格帯が高い物が多く、香味と色沢(しきたく/外見上の色や混濁のこと)に特に優れていますね。
この日本酒の特色は、
- 新潟県産
- 端麗辛口
- 久保田の最高峰
軽くて飲みやすいのが特徴で、質にこだわった最高位の一本です。
やわらかくふっくらとした口当たりが楽しめて、おせち料理との相性もばっちりですよ。
醸し人九平次・別誂(かもしびとくへいじ・べつあつらえ)
九平次(くへいじ)シリーズの最高傑作ともいわれる、純米大吟醸酒の別誂(べつあつらえ)。
この日本酒の特色は、
- 兵庫県産山田錦
- 程よい酸味
- 香り豊か
エレガントな味わいを楽しめます。
白ワインのような口当たりで、こちらも飲みやすいと評判です。
おせちの人気食材であり、長生きの象徴のエビと合わせればさらに美味しく飲めますよ。
翁鶴(おきなづる)・純米大吟醸
翁鶴(おきなづる)の代表銘柄でもある純米大吟醸。
この日本酒の特色は、
- 京都産
- 軽やか
- さわやか飲み心地
- やや甘め
口当たりの良い一本に仕上がっています。
「元気でまめに働ける」と言われる、おせち食材の黒豆とベストマッチですよ。
食材の味を壊さず、口の中で一緒に混ざり合う日本酒との組み合わせをぜひ堪能してみてください。
玉乃光(たまのひかり)
清酒は米100%の純米酒と主張する、玉乃光(たまのひかり)酒蔵の玉の光。
この日本酒の特色は、
- 京都の地酒
- 幻の酒米(さかまい):備前雄町100%
- 厚みを感じるボディ
- なめらかな口当たり
後を引かないキレ味があり、飲み飽きることがないと言われるほど人気の伝統的な一本に仕上がっています。
おせちとの組み合わせは、子宝を表す数の子と一緒に食べると、より一層日本酒の風味を感じられますよ。
一ノ蔵(いちのくら)
純米大吟醸酒の一ノ蔵(いちのくら)は、
- 宮城県内限定
- ササニシキ純米
- フルーティーな味わい
フレッシュで洗練された、飲み口が楽しめる一本に仕上がっています。
旨味のあとからくる酸と渋味が程良く合い、刺身などの魚介類と相性が良いですよ。
龍力・五百萬石(たつりき・ごひゃくまんごく)
本田商店の龍力・五百萬石(たつりき・ごひゃくまんごく)は、
- 兵庫県産
- 特別純米
- 辛口
- 香り高い
スッキリとしたキレがあり、飲みごたえがある一本ですね。
おせちと共に正月を代表する日本食、お餅やお雑煮と一緒に味わえるおすすめの日本酒です。
新年の幕開けをキリッとした日本酒で祝いたい方には、特に人気の一本になっていますよ。
鶴齢(かくれい)
純米吟醸酒・青木酒造の鶴齢(かくれい)は、
- 新潟県産
- 端麗辛口な飲み心地
- 香りは抑えめ
- ややマイルドな甘さ
米のエキスと心地よい酸が強調されている一本に仕上がっています。
鰤(ぶり)や鯛の焼き物などのような、味付けの濃いおせち料理と合いますよ。
創業300年の酒蔵が、新潟県のコシヒカリと透明度の高い雪解け水を利用した至極の日本酒で人気があります。
大吟醸・絹(だいぎんじょう・きぬ)
小屋酒蔵の大吟醸・絹(だいぎんじょう・きぬ)は、
- 山形県内限定
- 山田錦100%
- さらりとした口当たり
お酒の名前にもなっている通り、口に含んだ感触はまるで絹のような滑らかさがあります。
フルーティーな香りでとても飲みやすい日本酒なので、年始から飲みすぎに注意して下さいね。
越路吹雪(こしじふぶき)
新潟の蔵元である「高野酒造」の手がける越路吹雪(こしじふぶき)は、
- 純米大吟醸
- 可愛い干支ラベル
やや甘口で飲みやすく、冷酒・常温・ぬる燗のいずれでも楽しめるので、おせちの食材に合わせてくださいね。
豊かな香りと味わいを感じられる、お正月のおせち料理におすすめの日本酒です。
真野鶴(まのつる)
尾畑酒造の本醸造・真野鶴(まのつる)。
6年連続金賞を受賞し、世界的にも有名なエールフランスのファーストクラスで提供され、世界が認める日本酒です。
この日本酒の特色は、
- 新潟佐渡の酒蔵
- 辛口であっさり
- リーズナブル
どんなおせち食材にも合います。
特に、甘エビやレンコンを輪切りにした惣菜と好相性の日本酒です。
甘味の強い黒豆とも合わせて飲めば、より一層真野鶴の辛味が引き立ち、日本酒の美味しさを実感できますよ。
稲の国の稲の酒
長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう)の純米酒・稲の国の稲の酒は、
- 大阪府の酒蔵
- 幻の酒米、露葉風(つゆばかぜ)を使用
- ボディの効いたコク
熱燗ではなく、ぬる燗や冷酒でおせちと一興したい一本ですね。
米の味がしっかりしながらも、口当たりが良く飲みやすいと評判です。
信濃鶴・頑卓(しなのつる・がんたく)
特別純米酒の信濃鶴・頑卓(しなのつる・がんたく)は、
- 信州の地酒
- 美山錦を使用
- 新酒鑑評会で金賞受賞蔵
完成度の高い日本酒ですので、冷酒・熱燗のどちらでも楽しめます。
田作やだし巻きや黒豆など、おせちの定番食材との相性が良く、玄米との組み合わせもぴったりな日本酒に仕上がっていますよ。
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あとがき
いかがでしたでしょうか?
おせちは日本古来の純和食で、朝廷来客に振舞われていた伝統的な料理がおせち料理です。
宮廷料理に近い料理なので、神聖さを象徴する日本酒との組み合わせはまさに日本人にぴったりですね。
ぜひ、年明けのおせち料理を肴(さかな)に、日本酒を堪能してくださいね。
今回は、おせち料理に合う日本酒13選を紹介しました。