小学生(高学年)の読書感想文の書き方のコツ|本の選び方も紹介!

『読書感想文が苦手…』

『本を読むのも面倒だし、何を書いていいのか分からない…』

『どうやったら読書感想文を上手に書けるんだろう…』

 

小学生低学年の時は短い本の読書感想文でも良いのですが、小学生高学年ともなると、それなりの書き方をして提出したい所ですね。

もちろん夏休みの宿題なのでやらなければいけないことですが、せっかくだから少し評価が上がる読書感想文を書いてみませんか?

ちょっとした基本的な構成やコツを知るだけで、今までとは違う読書感想文が書けますよ。

今回は小学生高学年の読書感想文の書き方について、

  1. 本の選び方
  2. 付箋とメモの準備
  3. タイトルの付け方
  4. 書き始め方
  5. 本文の書き方
  6. まとめ方

6項目に分けて紹介していきます。

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小学生高学年の読書感想文の書き方

本の選び方

二人で本を読む

参考元 https://shizuoka-isansozoku.com

小学生低学年までなら児童書や絵本でも良いのですが、高学年になると読書感想文を書く前に「どういった本を選ぶか?」が、まずは重要になってきます。

例えば、自宅で犬を飼っているなら、

  • 犬をテーマにした本
  • 犬が主人公の本

など、身近にある物がテーマだととても書きやすいですよ。

また、本の主人公が自分の年齢と同じような本だと、共感する所も多く想像力が働きやすくなります。

もしくは、本を読むことが苦手な場合は、ページ数が少なめのストーリーで分かりやすい本を選びましょう。

まとめると、小学生高学年の読書感想文で読む本を選ぶポイントは、

  • 興味、関心があるジャンル(スポーツ、動物など)
  • 主人公と自分に共通点がある本
  • 読みやすいストーリーの本

このような本を中心に可能なら親御さんと選んでくださいね。

具体的な小学生高学年が読みやすい本は、下記の記事を参考にしてください。

付箋とメモ書きの準備

付箋

参考元 https://monoswitch.jp/

読書感想文を書くために、付箋(ふせん)とメモを用意します。

選んだ本をただ読むのではなく、

  • 面白いなと思ったこと
  • すごいなと思ったこと
  • 疑問に思ったこと

自分の心が動いた場所に付箋を貼っていきましょう。

そして付箋と一緒に、

  • 自分が感じたこと
  • 自分だったらこうする

など、思ったことをメモに書きます。

メモに書きとめておくことで、自分の頭の中に本のワンシーンがインプットされ、いざ読書感想文を書くときに記憶を呼び起こしやすくなります。

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タイトルの付け方

読書感想文書き方

参考元 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

小学生高学年が書く読書感想文のタイトルの付け方は、

  • 「本のタイトル」を読んで感じたこと
  • 「本のタイトル」を読んで

などが一般的ですね。

少し応用するなら、

  • 「本の主人公」と僕
  • 感謝の大切さ
  • 仲間とのつながり

など本の内容や感想をタイトルにそのまま活用すると、他の生徒とは違う感じを出せますよ。

原稿用紙に記入する時は、1行目に2マスまたは3マス開けてタイトルを書きましょう。

そして2行目には名前を忘れずに書きましょう。

書き始め方

原稿用紙 鉛筆

参考元 https://ribon-job.com/

小学生高学年の読書感想文の書き始めは、

  • 本を選んだ理由
  • 本のあらすじ

書いていきましょう。

例えば、動物がテーマの本なら、

  • 「この本は、動物が仲間の死を通じて、成長していくお話です。」
  • 「僕(私)は、自宅で犬を飼っているので動物の本が身近に感じて、一度読んでみたいと思ったからです。」

このように、簡単なあらすじと本を選んだ理由を書いていきましょう。

読書感想文のタイトルだけでは、読み手である学校の先生もさすがに分からないので、ざっくりでもどういったストーリーの本であるか?と伝えた方が良いですよ。

また、うまく書き始められない場合は、

  • 実際に読んだ人の感想
  • webで掲載されている紹介文
  • ユーザーのレビュー

などを参考にして、小学生高学年らしい言葉遣いでまとめてみるのも良いですね。

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本文の書き方

読書感想文のコツ

参考元 https://life.mau-memo.com/

いよいよ小学生高学年の読書感想文の本文について書いていきます。

本を読んだ中で付箋を貼り付け、メモ書きをしたシーンで印象に残っている1~2つを選びます。

印象に残ったシーンに対して、

  1. なぜ印象に残ったのか?
  2. 自分だったらこうしていた。

という流れで書きます。

また、自分が同じような経験をしたことがある場合はその経験談を内容に入れると、感想文の幅が広がって読み応えがさらに出てきますよ。

シンプルな感想である、

  • 「感動した」
  • 「驚いた」
  • 「怖かった」

などをたくさん使うと、どうしても幼稚っぽさが出てしまいます。

自分の考え、経験、夢など、あくまでも自分が主体で読書感想文を書くことをおすすめします。

まとめ方

読書感想文まとめ方

参考元 https://pandasensei.hatenadiary.com

小学生高学年の読書感想文のまとめ方は、

  • 本を読んだ感想
  • 本から得た学び
  • 取り入れたい考え

などを書いていきましょう。

上記のことを意識しながら読むと、付箋も貼りやすいかもしれません。

まとめの印象が良ければ、読み手である先生も「この子は、しっかりと読書感想文が書けている」という評価につながりやすくなります。

小学生高学年の読書感想文をまとめるポイントは、「~と思った。」を連発すると単調な文章になってしまうので、主人公の言葉を引用したり、疑問文を投げかけてみたり、少し工夫してみましょう。

例えば、本の物語のように、

  • 僕の旅はまだ終わらない
  • 先生はどう感じるだろうか?
  • 友達とは何より大切である

などで、文章を締めてみましょう。

まだまだ小学生ですから、完璧な文章でなくても良いので、一生懸命考えて書いていることが先生に伝わることが大切です。

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あとがき

読書感想文に限らず、何をするにも準備が大切ですね。

読書感想文も同じで、本を選ぶところから全ては始まっています。

夏休みの宿題の一環ですが読書感想文の一番の目的は、「良い本と出会い、読書を通じてお子さんの人生が少しでも人間的に豊かになっていくため」です。

できれば親御さんがお子さんにヒントをあげたり、意見を引き出させる質問をしたり、お子さんの成長につなげてくださいね。

今回は、小学生高学年の読書感想文の書き方について、

  1. 本の選び方
  2. 付箋とメモの準備
  3. タイトルの付け方
  4. 書き始め方
  5. 本文の書き方
  6. まとめ方

6項目に分けて紹介しました。

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