
『白湯(さゆ)ダイエットって何?』
『効果的なやり方は?』
『簡単にできる?』
数年前からモデルさんや女優さんが、実践していることで注目を集めているダイエット方法が「白湯(さゆ)ダイエット」。
白湯ダイエットとは、普段の生活に白湯を取り入れることで身体を温めて代謝を促進し、デトックスや脂肪燃焼しやすい体質へと導いていくことが目的のダイエットです。
たくさんのダイエット方法がある中で、「白湯を飲むだけ」という簡単なダイエットは女性にとって魅力的な方法ですね。
そこで今回は、
- 基礎代謝の重要性
- 白湯ダイエットの効果
- 白湯の正しい作り方
- 1日に飲む白湯の量は?
- 効果的な飲むタイミング3つ
を中心に紹介していきます。
目次
基礎代謝について
参考元 https://satoken-diet.com
まず白湯ダイエットを始める前に、人間の身体のメカニズム、基礎代謝の重要性について紹介します。
まず人間の身体とは、体温が36.5℃以上の状態で初めて正常にエネルギーが代謝されます。
しかし、現代の日本人の多くの平均体温は、35℃台という低体温の人が増えています。
特に平均体温が低い方は若い女性に多いといわれています。
体温が35℃台という状態が続くと、
- 内臓機能の低下
- 自律神経の働きの低下
- アレルギー
などが引き起こされるキッカケとなり、基礎代謝が下がり体内の老廃物が排泄されにくく、痩せにくい体質になってしまいます。
これでは、せっかく効果的なダイエットをしても上手く痩せることは難しいですね。
また、体温が35℃台の状態は、ガン細胞が最も増殖しやすいとも言われています。
ではなぜ白湯ダイエットが効果的で、今注目を集めているのでしょうか?
白湯ダイエットの効果とは?
参考元 https://cafe-maruya.jp/
「白湯」と聞くとただのお湯だと思う人が多いのではないでしょうか?
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、白湯はエネルギーのバランスが最もよく、身体を浄化するために最適な飲み物だと言われています。
では、具体的に白湯のもたらす良い効果について紹介します。
太りにくい体質
まず白湯ダイエットの1つめの効果は、基礎代謝が高まって太りにくい体質にする働きがあります。
そして、白湯を飲むことによって、
- 内臓が温まる
- 内臓の働きが活発になる
- 血流が促される
このような効果が期待され、血流が良くなることによって基礎体温が上昇していきます。
そして、基礎体温が1℃上がると、
- 免疫力が約30%上昇
- 基礎代謝は約10%上昇
身体にとってとても効果的ですよ。
白湯ダイエットをする事で基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼されやすく、太りにくい体質へと変化していくので、特に女性にとっては簡単なダイエット方法としてとても人気があります。
デトックス
白湯ダイエットの2つめの効果は、内臓が温まって胃腸の働きが活発になることで消化する力が高まります。
いわゆる「デトックス効果」というものです。
消化する力が体内で高まると老廃物を排泄する働きが活発になり、
- 利尿作用
- 便秘の解消
- むくみの改善
- 美肌効果
身体にとって、非常に効果的な働きが期待できますね。
白湯の正しい作り方は?
白湯というのは、ただ沸かしたお湯というわけではなくアーユルヴェーダ的に言うと、水・火・風のバランスが整った状態にする事でより効果が高まるとされています。
参考元 https://www.thermos.jp
詳しくは下記の動画をご覧ください。
基本的な白湯の作り方
まず、白湯ダイエットに必要な基本的な白湯の作り方は、やかんに水を入れて火にかけます。
白湯に使用する水は、
- 水道水
- ミネラルウォーター
- 浄水器を通した水
などを用意しましょう。
水が沸騰したら蓋をはずしてそのまま火を止めずに、ブクブクと泡が出る程度に沸騰した状態を保ちます。
そして約10分経ったら美味しい白湯が完成します。
50℃程度に冷めてから飲むとより効果的だといわれ、すぐに飲む分以外は保温のできるポットに入れておきましょう。
時短で白湯を作る方法
続いての白湯ダイエットに必要な白湯の作り方は、10分も沸かしている時間がない時に電子レンジを使って作る方法です。
まずはマグカップに水を入れて電子レンジ500wで1分30秒〜3分程温めます。
ウォーターサーバーのお湯でも良いですよ。
時間がなく急いでいる時は上記のような方法でもかまいませんが、時間に余裕のある時はなるべく沸騰させた白湯を口にすることをおすすめします。
白湯ダイエットで1日に飲む量は?
参考元 https://muku-rbc.com/
白湯ダイエットで効果的に痩せる1日に飲む白湯の量は、700〜800mlが目安になります。
白湯をあまりにも飲みすぎると体内の水分の循環がうまくいかず、
- 手足がむくむ
- 消化液が薄まって胃腸の働きが低下
このようなリスクがあります。
また、人間の身体に1日に必要な水分は1.5〜2リットルだとされています。
この水分のうち、700〜800mlを白湯で摂取し、それ以外は他の飲み物や食べ物に含まれる水分で補うことが理想的です。
また、冷えやむくみがひどい場合は、白湯に生姜を入れて飲むと生姜に含まれるジンゲロールという成分の働きによって、身体を温める効果が高まります。
白湯を飲む効果的なタイミング3つ
参考元 https://www.masalaryman.com/
白湯は、飲むタイミングによって得られる効果に違いが出てきます。
それでは最後に、白湯を飲む効果的なタイミング3つを紹介していきます。
朝一番に白湯を飲む
1つめの白湯ダイエットを効果的に進める白湯を飲むタイミングは、朝起きて一番に最初に飲む事です。
寝起きに飲むことで、胃腸を温め、消化力をアップさせる働きがあります。
この時の効果的な白湯の飲み方は、一気に飲むのではなくすするようにして10分程かけて、ゆっくり白湯を飲むようにしましょう。
そしてできれば朝食のタイミングは、白湯を飲んでから20〜30分経過後に食べることをおすすめします。
食事中に白湯を飲む
2つめの白湯ダイエットを効果的に進める白湯を飲むタイミングは、食事中に飲む事です。
食事の最中に白湯を飲むことで食べ物の消化を高めるとされています。
しかし食後にたくさんの量の白湯を飲むと、消化液を薄めてしまい、消化力を低下させる可能性があるので食後はなるべく控える事をおすすめします。
寝る1時間前に白湯を飲む
3つめの白湯ダイエットを効果的に進める白湯を飲むタイミングは、夜に眠る1時間前に飲む事です。
特に寒い季節にはおすすめですよ。
夜に白湯を飲んで身体を温めることで、ぐっすりと眠れるという意見もあります。
また、冷え性の女性にもおすすめです。
あとがき
白湯ダイエットを効果的に進める情報は、参考になりましたでしょうか?
間違ってはいけない事は、白湯ダイエットは短期間で急激に痩せるという目的のために行うものではありません。
白湯を毎日の生活に取り入れる事で、
- 体内の血流や代謝を促進
- 老廃物を溜まりにくくする
そして、脂肪を燃焼しやすい身体へと変化させていくことが目的です。
ぜひ、白湯ダイエットで健康的で太りにくい体質を手に入れて、健康維持・体調管理をしていきましょう。
今回は、
- 基礎代謝の重要性
- 白湯ダイエットの効果3つ
- 白湯の正しい作り方
- 1日に飲む白湯の量は?
- 効果的な飲むタイミング3つ
を中心に紹介しました。